【絵本記録】ぐっすりおやすみ、ちいくまくん
★ざっくりメモ(独断と偏見)
・対象:幼児くらい~
・いつ:夜、寒くなり始めた頃、子に自立心が芽生えてきた頃(の親)
・所要時間:10分弱
・大きさ:A4より大きめ、薄め
★ストーリー
二匹で暮らしている、大きな熊の「おおくまさん」と、小さな熊の「ちいくまくん」。
ある日、ちいくまくんはおうちのすぐ上に見つけた小さなほら穴を、自分のうちにすることに。
意気揚々と部屋を整え、寝食ともに小さなほら穴で過ごそうとするのですが―というお話。
誰もが通る、秘密基地や自分の部屋への憧れ。
その純粋さを目の当たりにしたら、おおくまさんのように、協力してあげたいと思うはず。
けど、やっぱり寂しさはつきもの。むしろ、子どもより大人の方がひとしお。
いくつまで「ぐっすり」眠る子の顔を見守ることができるのだろうか…と産まれる前から切なくなるのでした。